研究代表者らは本研究課題期間中にUniversity California, Davis(UC Davis)よりSectm1aノックアウトマウス凍結精子を購入し、理化学研究所筑波で個体を行った。同施設でSectm1aヘテロノックアウトマウスが生まれ、それらを当施設に搬入し、交配を継続し、ノックアストマウスを安定し繁殖させることに成功した。これにより、現時点では世界初となるSectm1aノックアウトマウスを用いた実験を行うことが可能となった。本研究の成果であるSectm1aノックアウトマウスを用いることにより、肺炎球菌肺炎における生体の免疫機構のさなる解明につながりうると考えられる。
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