研究課題
若手研究(B)
Collagenofibrotic glomerulopathyという稀な腎臓病の病因を解明するため、本疾患で血清中のヒアルロン酸が著明に高値となる原因を調べた。結果として増加しているヒアルロン酸は分子量100kDa未満である可能性が示された。またヒアルロン酸と同じグリコサミノグリカンであるコンドロイチン硫酸コアタンパクが著明に増えている可能性が示された。ヒアルロン酸の合成酵素や分解酵素および産生を刺激するTGF-βやIL-4との関連は見いだせなかった。
腎臓内科学