食事により体内に産生された酸が、尿中へ排泄される際に必要なアンモニアのトランスポーターで、集合尿細管間在細胞に発現するRhesus Blood Group, C Glycoprotein(Rhcg)の、アルドステロンによる発現調節機序について検討した。また、慢性腎臓病に合併する代謝性アシドーシスにより活性化するユビキチンープロテアソーム系(UPS)の、Rhcg蛋白に対する影響を検討した。その結果、アルドステロンはRhcg蛋白の間在細胞の膜上への発現を直接的に促進することが明らかとなった。また低pHは蛋白のユビキチン化を促進し、Rhcg蛋白もまたユビキチン化を受けることが明らかとなった。
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