研究課題
昨年度当院における自律神経節アセチルコリン受容体(gAChR)α3とβ4サブユニットに対する抗体測定系をLIPS(ルシフェラーゼ免疫沈降法)で樹立した。今年度も引き続き全国からの検体を月30以上受け入れ抗体測定を行ってきた。またヒト自己免疫性自律神経節障害患者剖検例および疾患対照患者剖検例において自律神経節や脳における免疫染色を実施した。現在、gAChRを強制的に発現させたHEK293F細胞、自己免疫性自律神経節障害患者血清、既製品抗体を用いたCell-based assay法(免疫染色)にも着手し樹立を目指している。
3: やや遅れている
全国からの測定依頼が多いため、十分な研究時間を作ることが困難であること。Cell based assayの技術確立に時間を要している。
Cell based assay樹立を目指す。AAG患者血清中の新規自己抗体の探索を続ける。
現在まではCell based assay法の樹立に重点を置いていることによる。今後の研究の進展によって助成金を計画的に使用できると考える。
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