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2017 年度 研究成果報告書

腸内環境で誘導されるT細胞による多発性硬化症の病態制御に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19526
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

研究代表者

門脇 淳  国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 免疫研究部, 研究生 (00751025)

研究協力者 佐賀 亮子  
林 偉幼  
佐藤 和貴郎  
山村 隆  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード多発性硬化症(MS) / 二次進行型MS / 腸内細菌 / 腸管ホーミングレセプターCCR9 / CD4+メモリーT細胞
研究成果の概要

多発性硬化症(Multiple Sclerosis; MS)の病態への腸内環境の関与が言われてきているが、その機序は分かっていない。本研究では、腸管ホーミングレセプターCCR9+CD4+メモリーT細胞(CCR9+Tm)に着目した。加齢と腸内細菌によってその頻度が変化するCCR9+Tmが、二次進行型MSでは減少しており、その炎症保護的フェノタイプが炎症性Th17に偏移していることを明らかにした。CCR9+Tmは、MSの炎症制御に重要な役割を果たしている可能性が示唆された。CCR9+TmのSPMSの診断マーカーや治療標的としての応用が期待される。

自由記述の分野

神経免疫

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公開日: 2019-03-29  

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