研究課題
若手研究(B)
筋肉特異的ビタミンD受容体(VDR)ノックアウトマウスを作成した。本マウスでは、対照マウスに比較し握力の低下を認めた。さらにマイクロアレイを用いた筋肉の網羅的遺伝子発現解析、in vitroでの検討などにより、VDRを介する系がジストロフィン結合蛋白質複合体の構成要因の発現を調節することを見いだした。本研究の成果は、筋肉に作用する新たなVDRリガンドの開発に結びつく可能性がある。
Endocrinology