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2017 年度 研究成果報告書

同種造血細胞移植後MAIT細胞の役割の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19570
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関東京大学

研究代表者

小沼 貴晶  東京大学, 医科学研究所, 助教 (00709553)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード同種造血細胞移植 / 臍帯血移植 / MAIT細胞 / 慢性移植片対宿主病
研究成果の概要

同種造血細胞移植後に当院外来通院中で、再発なく移植後10ヶ月以上経過している173例に関して、MAIT細胞の割合や絶対数を評価した。健常者と比較して、血縁骨髄移植後及び非血縁臍帯血移植後では、末梢血におけるCD3+細胞におけるMAIT細胞の割合は有意に低かった。移植後月数と末梢血MAIT細胞数に関しては、臍帯血移植後においては正の相関を認めた。慢性GVHD発症例では、非発症例と比較して、末梢血MAIT細胞数は有意に少なかった。PMA刺激によるMAIT様細胞のサイトカイン産生能と慢性GVHDに関連は認められなかった。今後は、GVHD標的臓器におけるにおけるMAIT細胞の役割について評価する。

自由記述の分野

同種造血細胞移植

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公開日: 2019-03-29  

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