研究課題/領域番号 |
16K19587
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
水上 喜久 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 博士研究員 (30756698)
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研究協力者 |
小松 則夫 順天堂大学, 医学部, 血液学講座 (50186798)
荒木 真理人 順天堂大学, 医学部 輸血・幹細胞制御学, 准教授 (80613843)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 骨髄増殖性腫瘍 / calreticulin / JAK2 / ドライバー変異 / 骨髄線維症 / 本態性血小板血症 / iPS細胞 / 造血幹細胞 |
研究成果の概要 |
骨髄増殖性腫瘍(MPN)では、著しいQOL低下や急性白血病へ移行する可能性があるが、唯一、完治する骨髄移植においても、ドナー不足や高頻度の移植関連死、重篤な合併症など多くの課題がある。MPN発症メカニズムの解明による新規治療法の開発に向けて、MPNのドライバー遺伝子CALR変異をもつ本態性血小板血症(ET)の患者からiPS細胞を樹立し、MPNにおける巨核球の形成の病態モデルをin vitroで再現することに成功した。ここから、CALR変異をもつETの造血幹細胞では、転写因子GATA1とGATA2の高発現が見られたことから、造血幹細胞が巨核球に分化が偏ることで、血小板が増加することが示唆された。
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自由記述の分野 |
血液学
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