全身性エリテマトーデスにおけるCD4+CD52+細胞の免疫調節に関する研究

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 16K19604
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 膠原病・アレルギー内科学
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 梅田 雅孝 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (20750053)
• 研究協力者: 古賀 智裕 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (90537284) ; 一瀬 邦弘 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (60437895)
• 研究期間 (年度): 2016-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 全身性エリテマトーデス / CD52 / T細胞

研究成果の概要

全身性エリテマトーデス（SLE）は自己抗原に対する免疫寛容の破綻により様々な免疫異常を呈する疾患である。SLE患者の末梢血中ではCD4+CD52loT細胞という免疫担当細胞の割合が増加し、その数は病勢や自己抗体産生と相関することをなどを証明した。またケモカインであるTARCはCD4+CD52loT細胞の分化を誘導することを明らかにした。この細胞分画の機能異常がSLEの病態形成に影響している可能性が示された。

自由記述の分野

リウマチ・膠原病内科学分野