研究実績の概要 |
・各種酸化ストレスマーカー(TRX,HMGB-1,d-ROMs,8OHdG)および既存の炎症マーカー(炎症性サイトカイン)の測定系の確立を行った。TRXはTRX ELISA Kit(レドックス・バイオサイエンス社、京都)を用いた。HMGB-1はHMGB1 ELISA Kit Ⅱ(シノテスト、神奈川)を用いた。d-ROMsはFREE (Diacron International, Grosseto, Italy) を用いた。8-OHdG: New 8-OHdG Check(日本老化制御研究所:JaICA,静岡)を用いた。炎症性サイトカインはMILLIPLEX Kit(MILLIPORE社)を用いてLuminex 200/MAGPIX system (MILLIPORE社)で15種類の項目を測定した。他疾患の検体を用いて上記マーカーを測定し測定系が問題なく確立できたことを確認した。 ・継続的な検体収集システムの確立のため、岡山大学倫理委員会に申請を行っている。臨床検体を用いた検討については、岡山大学病院・また岡山大学小児科関連病院で加療を行った患児を対象としている。
|