研究課題
前年度までのデータ解析を継続した。すなわち、新生仔豚仮死モデルを用いて低酸素虚血負荷を行い、負荷後24時間、低体温療法を施行したもの(TH群, n=8)と非施行(n=8)にわけ、負荷後5日目まで、神経学的スコア(意識、呼吸、痙攣、四肢の保持、姿勢、前足・後ろ足の運動機能など)を記録した。その結果、非TH群では、脳血液量(CBV)増加が大きいものほど、神経学的スコアは低く(悪く)、TH群では、CBV低下が大きいものほど、神経学的スコアは低かった(悪かった)。このように、TH療法下では、CBVの増加と低下は、その後の神経学的スコアと正反対の結果となった。
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