研究課題
若手研究(B)
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)/S1P受容体シグナルは免疫担当細胞の分化・遊走を制御しており、全身性強皮症において重要な治療標的である。新規選択的S1P1受容体阻害剤を皮膚硬化型慢性GVHDモデルマウスに投与したところ、皮膚及び肺の線維化は改善し皮膚への炎症細胞浸潤は減少した。さらに脾臓における制御性T細胞の増加を認めた。以上より強皮症に対する選択的S1P1受容体阻害剤の有効性が示唆された。
自己免疫疾患