研究課題
若手研究(B)
抗精神病薬を内服中に顕著なパーキンソニズムを呈した統合失調症患者を対象に、シナプトタグミンファミリーの遺伝子解析を行ったところ、薬剤性ジストニア を認めた症例において、Synaptotagmin Ⅰ 遺伝子の intron 4 にヘテロ接合性に新規変異 c.-18+47G/A を認めた。また、解析を進めていく中で、統合失調症症状を呈した 22q11.2 欠失症候群患者の2症例において、抗精神病薬による薬剤性パーキンソニズムに違いを認めた。
分子精神医学