市販の3Dプリンタ「Form2」、CTによるDICOMデータと無償の画像処理ソフトウェア「3D slicer」を用いたstl形式データの作成および透明中腔血管モデルの作成法の開発を行った。元の血管データを全周的に2mm拡大し、元の血管データを引き算(subtraction)することで、内腔径の再現性及び表面の円滑性を保つことに成功した。この手法で作成した血管モデルにより過去の報告と比較して作成時間は1/90、費用は1/50に抑えることができた。これらの成果を2019年6月22日開催の第140回日本医学放射線学会北日本地方会で報告した。
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