研究課題
若手研究(B)
今回の研究は内臓型肥満が引き起こすとされるインスリン抵抗性、慢性炎症が日本人の乳癌患者において薬物療法の効果に影響するのかを確かめる目的で行った。研究の結果、日本人乳癌患者において内臓型肥満はインスリン抵抗性を通して乳癌術前化学療法後の再発予後を低下させる事が新たに判明した。また、CT検査で評価した内臓脂肪の質はインスリン抵抗性と関係することが判明し、今後は内臓量に加えて質も評価する事の重要性が示唆された。
乳癌と身体組成 (Body Composition)