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2016 年度 実施状況報告書

間葉系幹細胞を用いた転写因子制御による肝虚血再灌流障害の新たな治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K19897
研究機関徳島大学

研究代表者

高須 千絵  徳島大学, 病院, 助教 (70582823)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードNrf2 / ADSCs
研究実績の概要

in vitro においてADSCsによる肝細胞保護効果とNrf2 pathway関連解明について検討を進めていたが、下記期間に育児休暇を取得したため研究を中断していたので今年度はそれ以上の進展はなかった。
産前産後の休暇及び育児休業取得期間:平成28年10月1日~平成29年3月31日

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

in vitro においてADSCsによる肝細胞保護効果とNrf2 pathway関連解明について検討を進めていたが、下記期間に育児休暇を取得したため研究を中断していたので今年度はそれ以上の進展はなかった。
産前産後の休暇及び育児休業取得期間:平成28年10月1日~平成29年3月31日

今後の研究の推進方策

1)in vitro - ADSCsによる肝細胞保護効果とNrf2 pathway関連解明。
8週齢雄性 C57BL/6マウスから肝細胞を単離し、肝細胞をヒトADSCs と細胞接触のない状態でTranswell で共培養し、肝細胞のCell Viabilityとともに、confocal microscopyによる活性化Nrf2 (nuclear translocation)、HSP(HO-1)発現、抗酸化酵素発現(SOD, prdx1)、metaboksim (ATP/ADP)、NO関連因子(eNOS, iNOS)、apoptosis (TUNEL染色、caspase 3発現)、培養液中の各種サイトカイン(IL-1. IL-6、TNF-α、Nf-kb)を非共培養群と経時的に追跡比較する。
2)in vivo - ADSCsによる肝I/RIの細胞保護作用の解明。
2)-1: 肝I/RI modelを用いたADSCs投与による肝保護作用とNrf2 pathwayの関連の検討。8週齢雄性 balb/c nu-nu mouseにADSCS 1.0×105を経静脈的に投与し、全肝15分間虚血後に再灌流後、2・4・6・12・24・48時間後に犠死させ血液・肝組織を採取する。2)-2: Nrf2遺伝子欠損マウスを用いたADSCsによる肝I/RI保護作用の検討。Nrf2活性化の意義を確認するために野生型マウス(WT)および Nrf2遺伝子欠損マウスへADSCs を1.0×105を経静脈的にを投与し、2)-1同様に再灌流後、2・4・6・12・24・48時間後に犠死させ血液・肝組織を採取し、同様の検討を行う。

次年度使用額が生じた理由

今年度は育児休暇のため研究を中断していたため。

次年度使用額の使用計画

次年度への繰越額は、今年度の研究内容に基づいて使用する。

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公開日: 2018-01-16  

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