研究課題/領域番号 |
16K19909
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
脇屋 太一 弘前大学, 医学研究科, 助教 (50571246)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 肝星細胞 / 肝線維化 / 免疫抑制剤 |
研究実績の概要 |
肝星細胞株を用いて、以下の研究を実施しデータの集積中である。 ①免疫抑制剤を培養液に加えた状態での肝星細胞の細胞形態の評価:光学顕微鏡で細胞形態を観察、活性化肝星細胞の有無、割合を確認。免疫抑制剤の暴露時間による差の有無や用量依存性について検討。 ②免疫抑制剤のCollagen type1発現に対する影響の解明:RT-PCR法で遺伝子発現を、蛋白発現量をWestern Blotで解析。免疫抑制剤の暴露時間による差の有無にや用量依存性について検討。 ③免疫抑制剤のα-SMA発現に対する影響の解明:蛋白発現量をWestern Blotで解析。免疫抑制剤の暴露時間による差の有無にや用量依存性について検討。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
概ね当初の予定通り実験が進み、データの集積中である。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度の実験を継続し、更なるデータの集積に努める。得られた研究結果を総括し、研究内容は国内外の学会および英文論文で速やかに公表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
実験の進捗状況を鑑み、平成28年度に前倒し請求を行った。その結果、次年度使用額が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
研究費は主として消耗品に充当し、生化学的ならびに病理学的解析を遂行するために使用する。
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