• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

アミノ酸代謝に着目した新規大腸癌治療法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K19918
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関京都大学

研究代表者

岩本 哲好  京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (80769422)

研究協力者 河田 健二  京都大学, 大学院医学研究科, 客員研究員 (90322651)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード大腸癌 / FDG-PET検査 / KRAS遺伝子 / 糖代謝
研究成果の概要

本研究はKRAS遺伝子変異による大腸癌の代謝変化に着目し新規治療の開発を目的とする。大腸癌細胞株をもちいたメタボローム解析により、KRAS遺伝子変異はアミノ酸代謝変化、とくにグルタミン-アスパラギン酸代謝と関連することがわかり、アスパラギン合成酵素(ASNS)およびアミノ酸・トランスポーターであるASCT2(SLC1A5)の2つが治療ターゲットとして見いだされた。代謝阻害剤を用いた検討から、ASNSの発現を抑制するmTOR阻害剤(Rapamycin)と血清のアスパラギンを阻害するL-Asparaginaseの併用療法は新規治療法になり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器外科

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi