研究課題
腫瘍関連好中球はこれまでCD8 T cell、Regulatory T cellとの相互作用が報告されており、我々は肝外胆管癌において腫瘍関連マクロファージも加えた腫瘍関連間質構成細胞の免疫組織学的な解析を行った。まず免疫組織の条件を検索し、肝外胆管癌100例における発現解析を行っている。約50例解析時点での結果ではTAN優位な腫瘍はCD8 T cellが少なく、Regulatory T cellが少ない結果である。
2: おおむね順調に進展している
当初の予定通り進んでおり、得られた結果については論文への投稿準備を行っている。
免疫組織学的な解析をすすめ、腫瘍構成細胞の複数のマーカーを用いたRisk-signatureを定義し(Nakagawa S et al. Cancer Cell 2016)、予後予測における有用性も今後評価する。
医局内保管の試薬・消耗品をしようできたため。
研究費は主に試薬等消耗品の購入費に充てる。また、研究成果発表及び情報収集にかかる学会出張旅費に充てたいと考える。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 2件、 査読あり 10件)
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