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2017 年度 研究成果報告書

膵癌の発癌・進展に関わる骨髄由来leading cellの同定と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19937
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

岩本 千佳  九州大学, 医学研究院, 特任助教 (10752842)

研究協力者 大内田 研宙  
奥村 隆志  
遠藤 翔  
肥川 和寛  
武居 晋  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード膵癌
研究成果の概要

胃癌や乳癌において、癌細胞の増殖を支持するニッチが骨髄由来間葉系幹細胞であるとの報告があることから、膵癌においても癌細胞を支持するニッチの形成や、膵癌細胞の進展にも骨髄細胞が関与していると考え、膵癌細胞の進展への骨髄由来細胞の関与とそのメカニズムを解明する。
そこで膵癌自然発症モデルマウスにGFP陽性の骨髄細胞を移植した。末梢血、骨髄、膵臓、肝臓のいずれにもGFP陽性細胞を認め、リンパ球系細胞、単球/マクロファージであることが分かり、その分布には偏りがあった。骨髄由来細胞との三次元共培養実験により、膵癌細胞の浸潤能と遊走能を促進した。癌細胞の浸潤に骨髄細胞が関与している可能性を見出した。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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