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2017 年度 研究成果報告書

消化器癌におけるPPARγアゴニストの代謝関連蛋白制御機構解明と新規治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19942
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関熊本大学

研究代表者

澤山 浩  熊本大学, 医学部附属病院, 医員 (40594875)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードPPAR / GLUT1 / GLUT1阻害剤 / CDK6 / 抗癌剤感受性 / 細胞周期 / Warburg effect / 癌代謝
研究成果の概要

食道癌細胞株に対し、糖の取り込みを行うGLUT1の発現を抑制したところ、20-70%の増殖抑制を認めた。その機序は、食道癌の悪性度に関係する遺伝子(CDK6)の発現低下、細胞周期を調節する遺伝子(p21、p27)の発現上昇であった。GLUT1の発現抑制後、PKM2遺伝子の発現低下、抗癌剤耐性に関与するLDHAの発現低下を認め、PPPAGの発現は上昇した。GLUT1発現抑制によりCDDPの感受性が向上した。新規GLUT1阻害剤は低濃度にて強力な抗腫瘍効果を示し、抗癌剤(CDDP)との併用にて相加効果を示した。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2019-03-29  

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