研究課題
若手研究(B)
研究①ではサーモグラフィーを用いて体外肺潅流中のグラフトを評価するため、ビーグル犬を正常群、潅流障害群、肺水腫群の3群に分け、潅流障害群では左下肺動脈を結紮し潅流障害領域を作成、肺水腫群では左下葉に生食を注入することにより肺水腫領域を作成した。サーモグラフィーを用いて体外肺潅流中に肺表面温度を観察すると潅流障害部位は正常部位と比較し温度が低く、また肺動脈カニューレクランプ時には肺水腫群で温度低下が遅いことにより3群を明確に区別することが可能であった。
肺移植