研究課題
若手研究(B)
脊髄横断スライス標本を用いて、シグマ1受容体作動薬であるDHEASおよびPRE-084の脊髄後角における痛覚伝達路への作用を電気生理学的手法により検討した。その結果、DHEASは脊髄後角第Ⅱ層の痛覚伝達路において、興奮性シナプス伝達を増強し、抑制性シナプス伝達を抑制することが分かった。一方PRE-084には脊髄後角ニューロンへの明らかな作用を認めなかった。
麻酔