研究課題
若手研究(B)
IgA腎症患者、IgA沈着症ドナー、正常ドナーの3群間において、IgA1ヒンジ領域に結合している糖鎖数を質量分析を用いて解析した。IgA腎症患者では、GalNAcが3箇所負荷しているGalNac3の割合が有意に上昇しており、逆に、GalNAc5,6の割合は有意に減少していた。つまりIgA腎症患者では他の2群に比べて有意に糖鎖結合数が少なかった。しかし、IgA沈着症ドナー、正常ドナーの間には結合数において有意差は認めなかった。
腎移植