研究課題
若手研究(B)
NKT細胞は末梢血リンパ球の約0.05%を占める希少なリンパ球サブセットであり、CD1d 分子上に提示された糖脂質抗原を認識し種々の免疫反応を引き起こすことで知られている。NKT細胞は、生体内における頻度は少ないものの、樹状細胞をはじめとする免疫担当細胞と協調し、宿主の免疫応答に深く関与している。本研究においてNKT細胞は直接的に免疫担当細胞と協調し、上気道粘膜においても生体防御に重要な役割を果たしていることが示唆された。また、上気道粘膜防御においてTh17細胞の関与が示唆された。
上気道粘膜免疫