①外有毛細胞への選択的な分化誘導の樹立:試薬の種類や濃度などの条件検討を行うことで、内耳前駆細胞から外有毛細胞への選択的な分化誘導方法を確立を目指した。霊長類であるコモンマーモセットのコルチ器における遺伝子発現パターンを念頭に試薬の種類、濃度、暴露する時間などの条件検討を進めた。 ②コモンマーモセットにおける遺伝子発現パターンの検討:小型霊長類であるコモンマーモセットを用いて、難聴を呈する遺伝性疾患の一つであるWolfram症候群の原因遺伝子であるWFS1の蝸牛上皮における発現パターンの検討を行った。
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