ユーイング肉腫は小児や10代の若年性の骨及び軟部組織に発生する腫瘍である。ヒトcDNA two-hybridライブラリーを持つ酵母でEWS-FLI1との相互作用タンパク質スクリーニングを行ったが、同定できなかった。また、EWS-FLI1に対する共免疫沈降を行った結果、RBM14を同定したが再現性が得られなかった。そこでBioID法を行った結果、相互作用候補タンパク質として、SFPQ、FUS、NONO、PSPC1を同定した。しかし、NanoBitによるEWS-FLI1との相互作用試験では、再現性が得られなかった。現在、Piggybacシステムで相互作用タンパク質の同定を目指している。
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