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2017 年度 研究成果報告書

炎症性 microRNA が司る皮膚創傷治癒及び生命恒常性維持機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20361
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 形成外科学
研究機関長崎大学

研究代表者

田中 克弥  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 研究協力員 (70722750)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードmiRNA / 炎症 / イメージング / 皮膚創傷治癒 / 好中球 / 感染 / 黄色ブドウ球菌
研究成果の概要

microRNA は、標的 mRNA に結合し蛋白質翻訳を調節する非コード RNA である。本研究では、miR-142 ノックアウト(KO)マウスを作製し、黄色ブドウ球菌感染皮膚創傷治癒が miR-142 KO マウスにおいて有意に遅延することを示した。さらに miR-142 KO 好中球は、細胞極性・走化性の変化に伴って、黄色ブドウ球菌貪食が遅延した。さらに miR-142 は、細胞骨格調節関連 small GTPase 遺伝子群の発現制御を担っていることが明らかとなった。本研究によって miR-142 は、黄色ブドウ球菌感染に対する生体防御反応に必要不可欠であることが実証された。

自由記述の分野

形成外科学

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公開日: 2019-03-29  

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