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2018 年度 研究成果報告書

重度侵襲性歯周炎原因細菌による新規病原機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20415
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関別府大学 (2018)
松本歯科大学 (2016-2017)

研究代表者

塩屋 幸樹  別府大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40727632)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード侵襲性歯周炎 / ロイコトキシン / 骨吸収 / 病原因子
研究成果の概要

侵襲性歯周炎にはグラム陰性桿菌Aggregatibacter actinomycetemcomitans(Aa)が関与していることが示唆されており、特にロイコトキシン(Ltx)高生産株Aa JP2株が分離されている。本研究では、LtxAが骨吸収に影響する破骨細胞への分化に影響することを明らかにした。しかしながら、単独での分化能は弱く、LPSなどの他の因子と協調的に働くことが示唆された。

自由記述の分野

微生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

侵襲性歯周炎の有効な治療法はなく、新たな治療薬の開発は急務であった。本実験でLtxAが骨吸収に影響することが示唆されたため、LtxAをターゲットにした創薬に繋がることが期待される。また、この知見は通常の歯周炎の発症メカニズム解明にも役立つことが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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