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単離ラ氏島をオステオカルシン（OC）で刺激すると、GLP-1へのプロセシング酵素PC1/3の発現量が増加し、OCを長期間投与したマウスの膵臓組織切片ではGLP-1陽性細胞の増加がみられた。一方、GLP-1受容体欠損マウス（GLP-1R KO）ではこの現象が見られなかった。以上のことから、OCによってグルカゴン→GLP-1変換現象がおこるが、それにはGLP-1受容体が必須であることが示唆された。また、GLP-1R KOにOCを長期間投与しても野生型で見られた代謝改善は見られず、むしろ耐糖能が悪化したことから、OCの代謝改善効果にはGLP-1受容体が必須であることも明らかになった。
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