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2017 年度 研究成果報告書

三叉-自律神経反射で生じる唾液腺血流増加の役割:唾液分泌障害への新たなアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20425
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関北海道医療大学

研究代表者

佐藤 寿哉  北海道医療大学, 歯学部, 講師 (30709241)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード唾液腺 / 血流動態 / 副交感神経 / 唾液分泌
研究成果の概要

本研究の目的は唾液分泌における唾液腺の副交感神経性血流増加の役割を明らかにすることである。ラットを用いた実験から、舌神経刺激による唾液腺血流増加は耳下腺と比較して顎下腺及び舌下腺で大きく、顎下腺・舌下腺からは著しい唾液分泌が認められた。NO合成酵素阻害薬投与により舌神経刺激による唾液腺血流増加は約60~70%に抑制され、顎下腺・舌下腺の混合唾液は約33%、耳下腺唾液は約73%に抑制された。したがって、反射性の唾液分泌では、分泌活動に応じた血流増加が誘発され、唾液分泌と血流増加は連動して調節されることが示唆された。また唾液腺における血流増加は唾液分泌を促す上で極めて重要であることが考えられた。

自由記述の分野

口腔生理学

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公開日: 2019-03-29  

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