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2019 年度 実績報告書

モデル動物を用いた口腔粘膜上皮異形成の診断基準を規定する新規マーカーの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K20445
研究機関朝日大学

研究代表者

中尾 寿奈  朝日大学, 歯学部, 助教 (30734173)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード口腔癌 / 上皮異形成症 / 前癌病変 / 白板症 / 免疫組織化学染色
研究実績の概要

口腔上皮異形成症は口腔扁平上皮癌の前駆病変であり、子宮頸部の上皮異形成症とは角化傾向の違いから病変の特徴も多様で未だ各施設や病理医間で病理組織診断基準に差がある。本研究は客観的診断基準となりうる特異的な分子生物学的特徴を見出すことを目的とした。
4NQO誘発ラット舌癌モデル、上皮異形成症モデルを用いた次世代シーケンス解析で、両病変ともにS100A8、S100A9の遺伝子発現の上昇が明らかとなった。また上皮異形成症に比べ、扁平上皮癌では発現量が高いことが分かった。免疫組織化学染色おいてもS100A8、S100A9タンパクの発現を異型上皮に認めた。発現経路の解析など今後も検討を継続する。

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公開日: 2021-01-27  

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