研究課題
若手研究(B)
本研究において、Wnt5aがRor2およびJNKを介して、ヒト歯根膜細胞のコラーゲン線維形成の促進ならびに石灰化の抑制に働くことが明らかとなった。また、Ror2は歯根膜マーカーの発現が高いヒト歯根膜細胞株において高発現することも示された。以上のことから、Wnt5a/Ror2/JNKシグナルが歯根膜組織が石灰化することなく線維性結合組織を維持するメカニズムに関与することが示唆された。
医歯薬学