根管模型内に気泡を入れずにコラーゲンゲルを注入する安定した実験系を確立したものの、実際の生体に近い歯髄組織を再生させるには、根管象牙質の存在が必要であることがわかったため、その後歯髄再生の方法を確立するため更なる研究が必要であることがわかった。また、今まで得られた結果をまとめたものが、査読付き英文学術誌に出版された。また、歯髄組織の再生の研究を行うにあたり、アクセスオープニングした歯冠部の修復材料に関して検討することが必要であるため、直接覆髄材のシステマティックレビューを行い、歯髄再生の際に用いるのに適した歯科材料を探索した。そして研究成果を査読付き英文学術誌にて論文発表した。
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