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2017 年度 研究成果報告書

歯髄炎に起因した異所性異常疼痛に対する三叉神経節細胞間機能連関の分子機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20466
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

大原 絹代  日本大学, 歯学部, 専修医 (10731606)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード歯髄炎 / 異所性異常疼痛 / 三叉神経節細胞 / TLR4 / NFkB / MAPキナーゼ
研究成果の概要

申請者のこれまでの研究により,歯髄炎が発症するとHsp70が歯髄組織に発現し,三叉神経節細胞体に軸索輸送され、歯髄を支配しているTG神経細胞体から細胞外分泌され,舌を支配しているTG神経細胞のTLR4と結合し,このTG神経細胞の興奮性を増強することを報告してきた。今回の結果から、1) 興奮性を増したTG神経細胞では、NFkB及びMAPk経路を介してTRPV1受容体合成が亢進する可能性が明らかになった。また、2) M1歯髄と舌を二重支配するTG細胞の存在も確認されており,この細胞が歯髄炎によって興奮することによっても、舌に痛覚過敏が引き起こされると考えられる。

自由記述の分野

歯内療法学

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公開日: 2019-03-29  

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