研究成果の概要 |
3Dプリンタを用いてレジン製模型を製作し,YSZを用いて作製した従来型接着ブリッジを5段階に変化させた歯槽骨レベルのモデルに装着し,前歯部最大咬合力を加えた際の接着ブリッジフレーム,セメント,歯周組織の内部応力について有限要素法を用いて解析,検討を行った.歯根1/2以上の歯槽骨レベルが低下した状態ではフレーム,歯根1/3以上の歯槽骨レベルが低下した状態ではセメント,歯周組織への負荷がより一層大きくなり,フレーム脱離及び歯周組織への負荷が大きくなる可能性が考えられ,ジルコニア接着ブリッジの適用には向かないことが明らかとなった.
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