研究課題
若手研究(B)
本研究では,初期の骨芽細胞から成熟骨細胞まで,複数の分化段階を示す特徴のある株化骨細胞IDG-SW3およびマウス長管骨由来のプライマリーの骨細胞を,人工重力制御装置を用いて培養し,微小重力環境下での培養実験が可能かどうか検討した.12時間ごとに人工重力制御装置を停止させて顕微鏡下で細胞を観察しながら48時間継続して培養したところ,細胞は,12時間,24時間,36時間,48時間後のいずれの時間経過においても,コントロールおよび実験群ともにフラスコに接着しており,細胞の生存に差異は認めなかった.
歯科補綴学,口腔インプラント学