研究課題
若手研究(B)
本研究では、先行研究で行っていた多血小板血漿(PRP)の調製法に基づき、ドナーを追加して、そのPRP中の血小板濃縮度を算出して、調製法の再現性を確認した。また、PRP中の成長因子濃度もドナーを追加して測定を行い、その再現性を確認した。さらに、フリーズドライPRPの至適濃縮度および保存可能期間の検討を行った。濃縮度の検討は3倍を起点として4群を設定し、ヌードマウス頭蓋骨膜下移植モデルに移植実験を行ったところ、ある濃度において骨再生能が最も優れており、同様に保存期間の検討は保存1か月を起点として4群を設定したところ、ある時点までは保存1か月時とほぼ同等の骨再生能を維持可能であることが確認できた。
骨再生