研究課題/領域番号 |
16K20594
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中村 拓哉 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (80761212)
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研究協力者 |
松井 啓隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (60379849)
神力 悟 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (00583048)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 休眠状態 / 骨髄播種癌細胞 / 抗癌剤耐性 / 骨髄環境 / TG-β2 / 増殖抑制状態 |
研究成果の概要 |
骨髄に播種された骨髄播種癌細胞(BM-DTC)は、休眠状態で通常の治療法に抵抗性を示し、その存在は転移性再発の強力な危険因子である。我々は骨髄に播種されたBM-DTC株を樹立し、それが増殖抑制状態、抗癌剤耐性を有しており、それらの性質にSDF1-CXCR4-TGFβ2シグナルが関与していることを明らかにした。BM-DTCはマイクロアレイ解析において親株は違う特徴的な遺伝子発現をしていた。また、骨髄環境で癌細胞が生存のためには、高Src活性が重要と言われているが、BM-DTC株も高いSrc活性を有していた。今後のBM-DTCの更なる性質の解明ががんの休眠状態及び微小残存腫瘍の性質解明に寄与する。
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自由記述の分野 |
口腔外科
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