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2017 年度 研究成果報告書

治療抵抗性口腔癌の高次エピゲノム解析に基づく新規診断法とエピゲノム治療法の創出

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20595
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関熊本大学

研究代表者

廣末 晃之  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (00638182)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード口腔癌 / 治療抵抗性 / 高次エピゲノム / DNAメチル化 / ヒストン修飾 / エピゲノム治療
研究成果の概要

口腔扁平上皮癌(OSCC)は罹患率が増加しており、治療抵抗性や転移などの高悪性形質は生存率を低下させる大きな要因である。そこで、本研究ではOSCCの治療抵抗性に関与する高次エピゲノム異常を解明し、エピゲノムプロファイルに基づいた新たな診断法とエピゲノム治療法の創出することを目的とした。高次エピゲノム制御に関するBRD4に着目し、その阻害薬であるJQ1をOSCC細胞株に投与したところ、増殖・遊走・浸潤の低下を認め、さらに浸潤・転移に関与するMMP2遺伝子の発現の低下を認めた。BRD4は口腔癌における新たな浸潤転移の指標、さらには治療標的となり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

口腔癌

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公開日: 2019-03-29  

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