研究課題
若手研究(B)
DPP-4阻害薬は、in vivoにてLPSでの破骨細胞数、骨吸収、RANKLおよびTNF-αの発現が減少した。In vitroでの破骨細胞形成では、DPP-4阻害薬の影響はなかった。さらにDPP-4阻害薬は、LPSによるRANKLの間質系細胞からの発現にも影響を与えなかった。しかしながら、TNF-αのマクロファージからの発現は抑制した。この結果より、DPP-4阻害薬は、破骨細胞形成に直接的には影響ないTNF-αを発現することでLPSのin vivoでの破骨細胞形成を抑制することができた。
矯正