歯周組織の代謝活性作用を有するレーザーを応用した先進的矯正治療法の確立

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 16K20644
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 矯正・小児系歯学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 柄 優至 広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (50737682)
• 研究期間 (年度): 2016-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: laser / tooth movement / Bone metabolism

研究成果の概要

本実験により、半導体レーザー照射を矯正的な歯の移動時に使用することで、歯の移動が促進することが細胞レベルおよび動物実験レベルで実証された。また、細胞レベルおよび動物実験レベルではあるが、最適または適正照射量の解明ができ、レーザー照射により組織代謝の亢進が起こっていることがわかった。このことがより発展していけば、矯正歯科治療中に歯周組織の破壊を予防または抑制しながら、より安全な歯科矯正治療を行うことができる。

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