研究課題
若手研究(B)
中堅看護師の離職予防策を検討するため、中堅看護師の停滞に着目し、停滞から離職意思へ至る過程を明らかにすることを目的とした。臨床経験年数5年~20年の看護師439名のデータを分析対象とした。中堅看護師は、変化がなく前に進めない状態である‘キャリアの停滞’を自覚し、‘停滞感’を抱くことにより‘離職意思’に影響を与えることが示唆された。
看護管理
中堅看護師の停滞に着目し、離職意思に至るまでの過程を具体化することにより、看護管理者や中堅看護師自身が停滞している状態を分析することに役立ち、離職ではなく新たな方向性を見出すことに繋がると考える。またキャリアの停滞や停滞感を具体化することにより、中堅看護師へのキャリア支援の糸口となる。