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2020 年度 実績報告書

統合失調症者の家族レジリエンスを高めるための看護支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K20787
研究機関福井大学

研究代表者

川口 めぐみ  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (40554556)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード統合失調症をもつ人 / 家族レジリエンス / 看護支援プログラム
研究実績の概要

研究の最終年度である令和2年度は、以下の研究成果の発表を実施した。
まず、統合失調症をもつ人の親の経験から家族のレジリエンスに着目して、親亡き後の子の生活のための準備のプロセスを明らかにし、Transcultural Nursing Society Conference in Japan 2020にて発表した。また、その内容は精神障害とリハビリテーション誌に投稿し、掲載が決定した(現在印刷中であり、令和3年6月発刊予定である)。
また、統合失調症をもつ人、その親、配偶者、きょうだいのインタビュー結果から、精神疾患をもちながら生きる人の意思決定について考察し、共著者として書籍を執筆した。
さらに、これまでの研究成果を踏まえて、統合失調症をもつ人の家族レジリエンスを高めるための看護支援プログラムの内容を検討した。その結果は、学術誌への投稿のため、現在、原稿を執筆中である。
また、本研究の対象者へ研究成果の報告を実施した。方法として、コロナウイルス感染拡大下にあることを鑑み、研究協力施設および研究協力者を通じて、または郵送にて報告書を送付することで実施した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 統合失調症をもつ人の高齢期にある親の行動ー親亡き後の子の将来のための準備のプロセスー2021

    • 著者名/発表者名
      川口めぐみ、北岡和代、川村みどり、中本明世、森岡広美、片山美穂
    • 雑誌名

      精神障害とリハビリテーション

      巻: 25 ページ: ー

    • 査読あり
  • [学会発表] Parents’ Action of Offspring with Schizophrenia: The Process of Preparing for the Future of Sons or Daughters after Parents’ demise2020

    • 著者名/発表者名
      Megumi Kawaguchi, Miho Katayama, Midori Kawamura, Akiyo Nakamoto, Hiromi Morioka
    • 学会等名
      Transcultural Nursing Society Conference 2020
    • 国際学会
  • [図書] 人生を自分らしく生き抜くための意思決定2021

    • 著者名/発表者名
      監修:森岡広美、阿部幸恵、片山知美、古谷昭雄、分担執筆:川口めぐみ
    • 総ページ数
      232
    • 出版者
      金芳堂
    • ISBN
      978-4-7653-1860-0

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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