• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

ウェブ版薬物使用障害再発予防プログラムの開発・評価・普及に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K20813
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高齢看護学
研究機関東京医科歯科大学 (2019)
横浜市立大学 (2018)
東京大学 (2016-2017)

研究代表者

高野 歩  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (00771883)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードe-health / 物質使用障害 / ランダム化比較試験
研究成果の概要

薬物依存症に対する科学的根拠に基づいた治療の普及には課題が残されている。そこで本研究では、インターネットを介した再発予防プログラムを開発し、その効果を詳細に検証した。ランダム化比較試験を行い、断薬に対する中等度の効果が確認された。また、治療期間が短い集団において、より有効性が高い可能性が示唆された。さらに、治療につながっていない薬物使用者にも介入を広げ、人手を介さずリクルートを可能とすることを目的としたスマートフォンアプリを開発した。

自由記述の分野

精神看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

わが国で初めて薬物依存症に対するインターネットを活用した治療的プログラムを開発し、その効果をランダム化比較試験によって検証した。世界各国でインターネットを活用した治療的介入が実施されており、本研究はその有効性や活用・普及に関する研究成果に貢献した。わが国では薬物依存症に対するスティグマが根強く、治療に当たる医療従事者も限られているため、インターネットを活用した治療的介入が広まることで、これまで課題となっていた地域における薬物依存症者への支援の拡充が期待できる。また、薬物依存者が薬物使用障害を再発せずに地域での生活を継続できるようにするための支援が可能となる。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi