現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在までの調査の進捗状況は,以下の通りであり,概ね計画通りに進展している。 [第1回調査:2014年]名古屋市内130施設の幼稚園・保育所に所属する5歳(年長児)5,024名を対象に調査を実施し,3,314名より調 査の同意および調査票の有効回答を得た(有効回答率66.0%)。対象属性は,男児1,682名/女児1,632名,両親家庭3,012名/ひとり親家庭302名,幼稚園1,891名/保育所1,423名であった。[第2回調査:2015年]転居等で追跡不可となった47名を除く名古屋市内在住の6歳(小学1年生)3,267名を対象に調査を実施し,1,712名の有効回答を得た(有効回答率52.4%)。[第3回調査:2016年]名古屋市内在住の7歳(小学2年生)1,712名を対象に調査を実施し,949名の有効回答を得た(有効回答率55.4%)。[第4回調査:2017年]名古屋市内在住の8歳(小学3年生)949名を対象に調査を実施し,716名の有効回答を得た(有効回答率75.4%)。 上記の調査結果を解析し,研究成果を論文投稿や学会発表を通じて報告した[2017年度の主な研究成果:幼児期における両親の関係性と社会的スキルの発達との関連,幼児期の社会経済的状況が学童期の社会適応に及ぼす影響,学童期の携帯情報端末の使用と問題行動との関連,幼児期の養育態度が学童期の社会適応に及ぼす影響]。
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