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2016 年度 実施状況報告書

タンザニアにおける農業技術研修と農家間技術普及の有効性

研究課題

研究課題/領域番号 16K20943
研究機関筑波大学

研究代表者

中野 優子  筑波大学, 人文社会系, 准教授 (60648674)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード農業技術普及 / アフリカ / 稲作
研究実績の概要

本研究は、国際協力事業団(JICA)が行う農業技術普及研修の効果の測定を目的としている。当初、2016年11月から行われる農業研修について、同8-9月にベースライン調査を行い、研修前の農業生産性や技術普及についてのデータを収集する予定であった。
しかし、2016年4月に研究代表者の妊娠が発覚し、調査は医療施設および交通インフラが未発達なアフリカの農村部で行われるため、妊娠中の調査は危険が伴うと判断して、2016年の調査を延期した。
2017年にもJICAが同様の研修を実施することは確認済みであるため、2017年の9月頃に同様の調査を行う予定である。従って本年度はJICA等の関係機関との調整および先行研究のレビューを行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究では平成28年8-9月にアフリカ農村部で家計調査を行う予定であった。しかし、平成28年4月に研究代表者の妊娠が発覚した。調査地は医療施設および交通インフラが未発達であり、妊娠中の調査は危険が伴うため、調査を延期せざるを得なかった。
予定していた調査は、平成29年度に後ろ倒しして行う。

今後の研究の推進方策

平成28年度に予定していた事前調査を29年度に後ろ倒しして行う。具体的には
平成29年9月頃:研修前の事前調査
平成29年11月―平成30年5月:JICAによる農業技術普及研修
平成29年8-9月:研修後のエンドライン調査
というスケジュールで研究を進める。
研究期間は平成31年度末までであるため、調査後のデータ分析を速やかに行い、十分な研究成果を得られるようにする。また、研究協力者としてフランシス・マゲジ氏(東京大学大学院生命科学研究科博士後期課程)を加えることで、調査および分析を速やかに行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究代表者が妊娠したため、平成28年度に予定していたタンザニアでの農村家計調査を行うことができなかった。調査は平成29年度に行う予定であるため、28年度に計上していた予算を29年度に使用する予定である。

次年度使用額の使用計画

平成28年度に予定してた調査を29年度に行うため、計画をそのまま1年後ろ倒しにする形で予算を執行する。

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公開日: 2018-01-16  

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