人々に受け入れられやすい自動走行、運転支援の実現を目指し、多様な運転状況・ドライバの運転特性を検討可能な運転行動モデルデータベースの構築に向けた基礎技術を確立した。①従来あまり注目されていなかった市街地での運転行動モデルの構築にむけた運転行動データ観測車両を整備した。②多様な運転タスクに対してシステマチックな運転行動モデル構築を可能とするため、時変パラメータを持つ認知・判断・操作統合型モデルのパラメータ推定手法を提案するとともに、情報量基準をもとにモデルの入力変数を自動的に取捨選択する行動モデル構築手法を確立した。また、③運転行動モデルを用いた他車に配慮する運転支援設計指針を研究した。
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