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2017 年度 研究成果報告書

腸粘膜のバリア破綻が誘発する全身疾患発症モデルの作製とその診断法確立への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K21178
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用薬理学
病態検査学
研究機関島根大学

研究代表者

臼田 春樹  島根大学, 医学部, 助教 (30707667)

研究協力者 和田 孝一郎  島根大学, 医学部, 教授 (90263467)
岡本 貴行  島根大学, 医学部, 准教授 (30378286)
田中 徹也  島根大学, 医学部, 助教 (10346380)
新林 友美  島根大学, 医学部, 技術職員 (50529675)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードリーキーガットシンドローム / 腸粘膜バリア / 診断法 / 全身疾患
研究成果の概要

腸粘膜バリアの慢性的な低下(leaky gut syndrome: LGS)は全身疾患の発症に深く関与することが示唆されている。しかし、ヒトに使用可能で適切にLGSを評価する方法は確立していない。本研究では、軽度、中等度、重度のLGSを呈するマウスモデルを確立し、これらを用いてLGSの新規診断指標(試薬K)を確立した。また、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)とクローン病を誘発したマウスでは、発症初期の段階でLGSが生じることが試薬Kによって判明した。特にクローン病の小腸ではLGS状態と炎症の両方に関連する内因性因子の発現が増加しており、LGSがクローン病の発症に関与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

腸粘膜透過性、アレルギー、口腔内細菌

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公開日: 2019-03-29  

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