研究課題/領域番号 |
16K21462
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
武藤 太一朗 愛知医科大学, 医学部, 助教 (80613695)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 乳児アレルギー性疾患 |
研究実績の概要 |
本研究は、胎児期の環境が出生後乳児期のアレルギー疾患の進展との関連を見ようとするものです。まず研究内容を提示し、妊産婦に説明を行った後に同意書を作成、取得します。のちに出生時に羊水や血清を収集し、保管します。 ある程度の検体が収集できた時点で、羊水中のインターロイキン33やthymic stromal lymphopoietin(TSLP)といったアレルギー誘導性のサイトカインの測定を行います。その後、出生後の乳児を1年間程度の観察を行って、アレルギー疾患の進展に影響を及ぼすかを確認するのものでります。 最初の1年間で検体を収集し、ある程度のアレルギー誘導性のサイトカインの測定を実施する予定であった。しかし、現在、倫理申請ののち、検体の収集に向けて動いている最中です。実際の研究が進められるところまでの検体収集ができていない状況にあります。 したがって、研究段階としては遅れを生じており、現時点で実績が出せる状態にはありません。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
倫理申請ののち、検体収集、保管に向けて動いているところではありますが、実際の研究が進められるところまでの検体収集ができていない状況にあります。
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今後の研究の推進方策 |
研究推進に向けて、より研究内容についてのお知らせや理解が得られるようなデバイスを利用し、まずは検体の収集に努めます。
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次年度使用額が生じた理由 |
検体収集に動いているが、検体数が確保できず、実際の実験系が動いていないところに理由があります。
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次年度使用額の使用計画 |
今後も検体確保に向けて進めていきます。
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